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作: 空箱
夜空から降ってくる
星の亡骸が 燃えながら降ってくる
紅い炎の粒 あれは夕焼か
夕焼の悲願が 灰になって降ってくる
そこに掛ける願いは叶うだろうか
灰は残滓 その軽さに涙が落ちた
それでも掌を合わせ 三度唱えたのは
夜への 平らかな暗闇への感謝
冀望を映さない黒色だからこそ
星影も夕照も 煌々と滑り落ちた
後には何も残らない
残滓は往時 輝かなければ朝は明く
※この詩(ポエム)"解放"の著作権は空箱さんに属します。
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空箱さん、こんにちは(´ω`*)
なぜだろう、切ないと感じる読後でした。
でも、胸にほんのり希望が灯るような・・・あ、これが『解放』か!と勝手に解釈してしまいました、的外れでしたらごめんなさいね。
>それでも掌を合わせ 三度唱えたのは
>夜への 平かな暗闇への感謝
この2行が、私にとってとても新鮮でした。
暗闇に感謝したことはなかったけれど、思い返せば、夜に助けられたことは数え切れないほどありました。
つむぎさん、こんばんは。
コメントを下さってありがとうございます(´ω`)
希望、灯りましたか。
そうであれば、正解で成功です(^^*)
ネガティブだけどポジティブ、ポガティブな詩を目指しております故!
夜への感謝、ここでは特に暗闇である夜への感謝を綴ってみました。
拙作ではありますが、これを読んだ機に
夜の優しさや包容力といったものを感じて頂けたのな、幸いです。
この詩(ポエム)を評価しました:独創的
空箱 さん
こんばんは
御無沙汰していてすみません。
10月は特に色々なイベントがあり、公私ともにあたふたとしていて…体調も少しくずしていたり…
台風の被害は大丈夫だったでしょうか?
むー達の所は風雨が強く農家の方々に被害が多くでてしまいました。
又、昨日から今日にかけて車で1時間ほどの山が突然の雪になりました。雪は毎年11月に入ってからですのに、紅葉の写真もとる前の突然の事でびっくりしています。
メール有難うございました。
御返事後で書きますね
詩拝読させて頂きました。
この詩は品詞をとても多く使われていて、雅語的表現や連綿体平がな仏教用語、現中国語辞典に出てくるような難読語、連綿体平がななどを使われていて、作者の心を読み取る為に何回も読み直さないと、作者のいわんとしていることが見えてこなかったので、10回以上読み直しました。
例えば
亡骸
という雅語的表現
悲願
衆生を救済するために慈悲心から立てる誓願
残滓(ざんさい又はざんし)
中国語辞典に出てくるような難読語
>星の亡骸が 燃えながら降ってくる
>夕焼の悲願が 灰になって降ってくる
>灰は残滓 その軽さに涙が落ちた
上記は下記のようにも訳せると思いました。
(残滓を煌めかせながら時間をかけて消えた事になみだする)
平かな
連綿体平がなで歌舞伎・浄瑠璃外題辞典 に見られるような言葉
冀望
類似する意味でわざわざこの字を使われた事
明く
とても広い意味に使われていると感じた言葉です。
そしてこの詩はこのような言葉を選ぶ事によって作者の思いと感謝と願いが一節目二節目三節目まで来たときより強く伝わってくる詩だと思いました。
そして最後の一行
>朝は明く
とされた所に前向きな作者の願いと思いを感じた詩でした。
むーには書けないとても解釈の難しい詩でしたが、それだけに読み応えもあった詩だと思います。
朝読んで途中までコメントしたまま仕事をし、夜その続きをかくほど深みのある詩でした。
むーさん、こんにちは。
お忙しい中でも、こうして丁寧にコメントをくださったことに感謝しきれません。
体調も崩されていたということですが、今は大事ございませんでしょうか?勝手ながら胸を痛めます。
台風の被害や早すぎる降雪、天候も荒れているようで益々心配ですが、
少しでも心穏やかな日々が訪れますよう、お祈りしております。
さて、頂いたコメントを拝見し
改めて、言葉選びの大切さや言葉の持つ力というものを実感致しました。
そして、漢字や単語というものは、作者と読者に同じ景色を映すために絶対欠かせないものだなと、改めて感動しています。
まず1つ、感謝と謝罪をしたいことがございまして
「平かな」、これは送り仮名を間違えておりました。申し訳ございません。
正しくは、「平らかな」でございました。(後、修正致します)
そして、ご指摘いただいた単語たちは、勿論意図のある選択でしたが
私の語彙不足も否めず、他にもっと的確な言葉があったんじゃないかとも反省しております。
ただし、コメントにも書いて頂いたように、あえてこのような仰々しい言葉たちを使うことで、お見せしたい情景(作者の思いと感謝)を伝えられたのだとしたら、
なんとか成功だと思いたいところでもあります。
余談ですが、今回の言葉選びに影響を与えているのは、
最近の自分の読書事情(近代文学、歌集)が関係しているんだな、と気付かされました。
単語や漢字に含まれる意味は、本当にふんだんです。
自分の書くような自由詩で選ぶ言葉と、定型詩で用いられるような言葉を同じに捉えるのは危ういことだな、とも学べました。ありがとうございます。
この詩に貴重なお時間を割いて頂いたこと、
本当に本当に感謝しきれません。本当にありがとうございます。
訳していただいた内容などを拝読し、むーさんの読む力に脱帽でございます。いつも、おかげさまで拙作でも浮かばれます。
次の作品は、より良いものにしてお見せできたらと思っております。
今後ともご鞭撻のほど、お願い致します!
空箱さん こんにちは
訪問失礼します。
空箱さんの作品を読ませていただいて、文学、文芸、学問などは、とても難しいものなんだなと痛感させられました。
なんだか読み応えのある作品ばかりのような、そんな気がして、私はもっともっと学ばなければ、、、と思う次第です。
でも、詩は難しいですが、詠む作者の眼は、心は、とても優しいのだなと思いました。
優しい心で詠む、表現する。
素晴らしいとおもいます。
これからも、素敵な作品を読ませてくださいね。(^-^)
>ももこさん
私の詩から、文芸や文学というものを感じて頂けたのなら
とても恐縮ながらも大変嬉しく思います。
私自身、そういうものに苦手を感じるところもあり、
詩人の末端を担おうとする人間として、更に精進せねばと思う次第です。
作品の向こうにいる作者を見つめて頂けたのですね。
誠にありがとうございます。
これを書いているとき、私の心は静かに平らかなもの(平等や平和というもの)を感じていました。
そこに評価いただけることに感謝致します……
コメントに、「好感触」の評価、
重ねてお礼申し上げます…^^*
※ここでは2018年4月20日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。※同順位者が多すぎる場合はすべてを表示しきれない場合があります。
作者
空箱 さんのコメント
朝は明く。誤字ではないです。(笑)
2017/11/04
誤字、ございましたので訂正致しました。
(お恥ずかしい……