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詩(ポエム)

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みにくいもの

作: 朱蓮

道端に目を落としてみれば

干乾びた蛙が転がっていた

嫌悪感を感じられずにはいられないので

一杯の冷水を口にした

何処か休める場所はないだろうか

ふと路面に零れた冷水の跡を目で追うと

数匹の蟻が群がっていた

何日かぶりの餌をありつけたのだろうか

だからといってもう長くはないのだろうけど

何処となくその場を離れたら

突然雨が降ってきた

何日かぶりの雨は数匹の蟻が呑み込まれてしまう程の大降りで

急いで宿を探そうとする私の体温と

先程飲み干したはずの冷水を奪っていった

乾いた喉が悲鳴を上げる

もういいじゃないか

もういいじゃないか

そう口にしながら路地を走った

喜びの声を上げる蛙達に

平気で傘を広げ始める人達

不思議な体験が現実になるのを恐れて何が悪い

皆が知りえぬ可能性を信じ続けて何が悪い

今日みたいな悪天候の日にしか見えない景色もあるんだよ

分かってほしい

誰にとは決して言えないけど。


傘がないのは失敗だったのかもしれないね

避けるのはもういいや

※この詩(ポエム)"みにくいもの"の著作権は朱蓮さんに属します。

作者 朱蓮 さんのコメント

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

最近体調が優れません。倦怠期でしょうか?

この詩(ポエム)の評価
評価項目評価数
深い 1
綺麗 2
合計 3
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この詩(ポエム)へのコメント (3件)

テンプルくん

'18年1月9日 00:45

この詩(ポエム)を評価しました:綺麗

田中876543

'18年1月9日 00:53

この詩(ポエム)を評価しました:綺麗

大雨の日は大変ですよね・・・
せめて折り畳み傘を持っておこうと常備するようになりました

お大事にしてください

Nia

'18年1月9日 16:53

この詩(ポエム)を評価しました:深い

蛙から蟻に
そして自分に
流れるような詩で綺麗でした。

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