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詩(ポエム)

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4夜連続mid night劇場・第4夜☆二杯目ココア☆白馬に乗って

作: dagg2



あなたのことを想うと
胸がキュと鳴る日曜日
あなたの笑顔が素敵だから
つい だまってしまう

あなたはそれを不思議そうに
私の顔をのぞく

こんなにあなたを想っているのに
あなたはなぜか知らんふり
どんなに視線を送っても
素敵なあなたは知らんふり

私の気持ちにきずいているの
私の想い伝わっているの
私のことどう想っているの

好きなの
嫌いなの
確かめる勇気がほしいけど
つい だまってしまう

あなたから言って
私に言って
白馬に乗って
私を迎えに来て。




白馬ではなくハイブリッドのレクサスで俊介は杉並の三枝のオジ夫婦の所を訪れた。
子供のいないオジ夫婦がオーナーのマンションで三枝は大学から11年ここ杉並のマンションから通っている。
愛の告白をされたのは三枝24歳の春のことであったが 8年と言うと32歳か・・! 
たいして気にもとめず、それまでは好きな仕事が出来るから まぁ いっか!

こんな感じの三枝であった。

今年の4月 三枝は旅人から会社の中枢のデスクに抜擢されたが 本心は旅人のまま この企画会社を卒業したかったし 今でもそう思っている。

「何で私が・・?」 

ボスの鶴の一声で決まった人事 旅人を7年半やらせてもらったが 三枝はこの仕事を天職だと思っている。
周りを見渡せば 先輩は3人だけになり 三枝と同期の澄子がその次で 後は後輩ばかりになっていた。
Gパンをスカートに履き替え トレーナーがブラウス・ジャケットに・・

ラフスタイルからエレガントに変身である。

ようやく デスクの仕事に慣れてきた日のことである。
澄子と一緒にボスに呼ばれ、9月下旬から札幌の準備室に二人で行かないか?
と、告げられた時は 1つ返事で応える三枝も 少し考えさせて下さいとボスに告げた。

☆澄子 どうしよう?
  私が室長・あんたがデスク・・
  イイ感じだけど どうしよう!

★三枝が行くなら 私も行くけど!
☆・・・・・   
  私 もう独りで決められない
   ベガに話すでしょう?
★もちろん
☆俊ちゃんにも話すから 2~3日後 4人で話そう。

東京駅北口のホテル内にあるパパミラノで・・

「澄子も三枝も嫁に来るまで 好きなことをしてろョ」

ベガと俊介の応えであった。

「独りで行くより二人の方が 俺たちもチョットは安心だから・・」

☆澄子 行っちゃおうか!
★うん 行っちゃおう札幌に・・
  5年は 返ってこれないからネェ
☆ちゃんと迎えに来てよネ

「大丈夫、二人で迎えに行くから」

澄子とベガ・三枝と俊介の4人は楽しそうに、夜の東京の街へ美しいシルエットを残して人ごみの中にまぎれていった。

三枝の休みの日のことである。

オバちゃん・・
今日 俊ちゃんが来るから 後で連れてくるからネェ

「お医者の卵ちゃんネ」

そう、卵ちゃん!

「何しに来るの」

オバちゃんとオジちゃんに話があるって言ってたわぁ

「おやおや どんな話かしらネェ おとうさん」

「・・・・」

三枝もこのとき、俊介が何をしに来るのかは判っていなかった。
たまの休日 どこかに遊びにでも行くのかなぁ?
そんな気持ちであった。

あれ 車が違う プリウスじゃあなくてレクサス!

スーツも着てきた・・
うっ!

5階のベランダ越しから 俊介の到着を見ていた三枝は駐車場に行き・・

☆何かあったの スーツなんか着ちゃって。

「うん、大切な話だから」
☆なによ 大切な話って・・

「三枝 10月に結婚しよう!」

☆ 何が何だか訳が判らない?

駐車場での立ち話は1時間におよんだ。

☆俊ちゃん 笑っちゃうョ?
  10月に結婚なんて 女には心の準備もあるし。
  澄子たちと一緒に結婚式を挙げるのはいいけれどどこでやるつもり

「ハワイで 4人だけの式!」

☆それはかまわないけど 住む所はどうするの?

「ここ オバさんの所 部屋空いてないかなぁ~」

☆空いてないわョ・・
  もしそうだとしたら 私の部屋空くから
  10月のハワイか?
  いいかも知れないけど 澄子とベガに聞かなくちゃ

「二人とも イイって言ってる」

☆なにョ・・
  3人で話してたの? 
  私を仲間外れにして!
  もう 知らないからネェ 馬ッ鹿みたい 3人とも

「判っているけど、白馬じゃないけど チャンと迎えに来たんだ」

☆考えられへん
  それでオバちゃんの所に来はったの?

「そうだけど 京都のお母さんたちには8月に行った時話すから」

☆それはかまへんけど・・
  うっとこに内緒で話し合ってたこと許さへんからネ!

「・・・・」

結局は10月にハワイで4人だけで結婚式を挙げることにして 三枝の部屋だった所には俊介が入ることになった。
8月に京都に帰り 9月の札幌分室がオープン 10の結婚式。
10月からは月に2度の東京妻を演じることになる。
白馬じゃなくてプリウスでもなく レクサスで来たから まッ いっか?

その日はオバたちを誘って4人だけで吉祥寺の「梅の花」へ オバたちにささやかな感謝の気持ちをこめて食事会。

この晩二人は結ばれるのであった。


                ~完


※この詩(ポエム)"4夜連続mid night劇場・第4夜☆二杯目ココア☆白馬に乗って"の著作権はdagg2さんに属します。

作者 dagg2 さんのコメント


最終回の4夜目である。
詩はホント最高の上で≪別格≫かも知れない。
この作品はdagg時代の2010年7月17日の原本からこちらに移してきた
ノンフィクションの物語である。

1作目が☆ココア☆
2作目は☆二杯目ココア☆涙の天使
3作目が☆二杯目ココア☆風になったあなた
4作目が☆二杯目ココア☆白馬に乗って

の4部作で構成。
その後 ☆新 二杯目ココア☆として現在に至っている。

この詩(ポエム)の評価
評価項目評価数
素敵 1
タイトルいい 1
合計 2
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この詩(ポエム)へのコメント (3件)

RARA-Z

2週間1日前 ('18年12月4日 10:37)

この詩(ポエム)を評価しました:素敵

やはりボスのポエムは別格なのが解ります。

俊介さんは白馬ではなくレクサス、トヨタのハイグレードの車
御曹子さまは、やはり違うのですね。

ボス生花ありがとうございました。
モアの方からも、玲ちゃん・ゆりさん・恵美さん・勝ちん・
冴子さんからも届いています。
御配慮ありがとうございました。
               小伝馬町テケ

杉菜まゆか

2週間前 ('18年12月5日 16:54)

この詩(ポエム)を評価しました:タイトルいい

青春ドラマのホームドラマ版といった感じがします。なんとなく、家族のほのぼの感が伝わってきますね。

杉菜まゆか

1週間6日前 ('18年12月5日 17:04)

私の歌詞「Song is forever」の最後の部分、レガシスはレガリス(ラテン語で王者の意味)の間違いでした。細かいところまで読んで下さって、ありがとうございました。

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