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詩(ポエム)

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大人への階段カフェ

作: 杉菜まゆか

あのカフェに行ってみたい
商店街の端の二階にあった 
ガラス張りのカフェテラス

木造のあたたかみを感じさせる
店内には 大きなテーブルがあり
ファッション雑誌が飾られている

高校を卒業した時点で
初めて階段を登り ドアを開けた
フュージョンミュージックが私を包み込み
大人気分になったよう

大人になれば もっと社交的になり
人と気さくにおしゃべりでき
いろんな人を知ることができる
これが 私オンリーの未来像

少々薄めのアメリカン珈琲に
甘さを抑えたワッフル
オニオンと黒コショウの効いた
ツナサラダ
どれもみな 洒落た大人の味
歳月と共に 私は徐々に社交的な
大人へと変身し
それに比例して 遠ざかっていった

先日 大人カフェの看板を見たときは
思わずほっとした安堵感
がそれも束の間
なんとガラス張りのドアは 鎖でつながれ
シャットアウト
誰もいない店内は 薄い埃が舞うようだった
冷たく閉鎖的な 中途半端な
グレーのラストシーン

さようなら
鍵がかけられた昔は 葬り去られる
時代の変化のきざしなのか

※この詩(ポエム)"大人への階段カフェ"の著作権は杉菜まゆかさんに属します。

作者 杉菜まゆか さんのコメント

時代は大きく移り変わろうとしています。鍵のかけられたガラス張りの店内には、昔の名残が残っています。

この詩(ポエム)の評価
評価項目評価数
深い 1
切ない 1
好感触 1
合計 3
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この詩(ポエム)へのコメント (4件)

ももこさん

'20年9月7日 19:51

この詩(ポエム)を評価しました:好感触

杉菜さん こんにちは

華やかでお洒落な前半から、後半は寂しげな雰囲気が時代の移り変わりを想像させられますね。
登場人物の移り変わりも沿って表現されていてGoodでした(*´▽`*)
いったいこの先どうなるのでしょうか、、、。

杉菜まゆか

'20年9月8日 05:00

ガラス張りの店内には、昔の名残が残っている。淋しい結末でした。

end123

'20年9月9日 19:07

この詩(ポエム)を評価しました:切ない

思い出の場所がなくなっていた時は、何とも言えない切なさを感じます。
だからこそ忘れないで覚えていたい、そう思います。

若落葉

'20年9月10日 21:00

この詩(ポエム)を評価しました:深い

こんにちは。

大人の階段を全力で転げ落ちている者です。

あの時のツナサラダやワッフルはもう食べられない
あのコーヒーの味は記憶の中にしか無い
あの時思い描いた自分自身に少しは近づいたかもしれない中で、

あの場所には帰れない・・・

儚いですね人生は・・・



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