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永遠の沈黙

作: 大庭葉蔵





沈黙のただなかへ、僕たち二人は進む。
焼き払われることのない安心感で、僕は永遠の涙を冥界で落とした。

僕たちは死んでいる自分を発見した。
死とはこの程度のことかと思って、僕は地上の方角にあくびをした。

つながれた世界の中で、僕はだれもきいたことのない沈黙を聞いた。
美しく、体ごと焼き払われるような沈黙だった。

なにも言えなくなった彼女にもまた永遠の涙が必要性だろうか?
冥界は恐ろしい沈黙で答えるだけだった。

やがて冥界はかなしみを超越しだした。
それを見て彼女が流した涙が僕をかきみだし、一瞬の永遠を見させてくれた。

いつしか僕は自分が永遠の肉体につながれていることに気づいた。
死の沈黙もまた、浪費するに値しないものだと悟った。

やがて僕は心だけの存在となって、地上へ戻って行った。



 



※この詩(ポエム)"永遠の沈黙"の著作権は大庭葉蔵さんに属します。

作者 大庭葉蔵 さんのコメント

こちらではひさびさに投稿させていただきます。

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深い 1
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この詩(ポエム)へのコメント (2件)

杉菜まゆか

'20年10月13日 16:35

この詩(ポエム)を評価しました:深い

一瞬、死後の世界をかいま見たということを、感じさせます。

大庭葉蔵

'20年10月14日 20:05

杉菜まゆかさん

評価いただきありがとうございます。
死後の世界は、案外近くにあるのかもしれませんね。

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