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次の世界の幻影

作: 大庭葉蔵




次の世界にひとりで向かうのは僕だけではなかった。
彼女もまたどうしようもなく暗い道をひとり行く。

二人は交差することもなく、おのおのの破滅へと向かっていた。
最後の審判ですらも二人を結びつける保証をしていなかった。

次の世界にたどり着いた僕は彼女の幻影を見せつけられた。
ものうい、とらえどころのない、しかし僕にとってはたしかな実体だった。

彼女の破滅もまた、僕の破滅と同じだけの質量を誇っていた。
そこにあるのは重すぎる魂ではなく、手応えのある軽さだった。

その軽さに魅せられた僕の破滅は、彼女の幻影が次の世界で消えてから始まった。
幻影を探して僕はまた新たな破滅の底へと落ちていく。

幻影が幻滅に替わる頃には、次の世界それ自体もまた、消滅していた。
そして僕はまたひとりで最後の審判を受けるだろう。





※この詩(ポエム)"次の世界の幻影"の著作権は大庭葉蔵さんに属します。

作者 大庭葉蔵 さんのコメント

どのジャンルで投稿したらいいかわからず、悩みました。

この詩(ポエム)の評価
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深い 1
合計 1
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この詩(ポエム)へのコメント (2件)

杉菜まゆか

'20年10月16日 16:25

この詩(ポエム)を評価しました:深い

なんとなくチェンジといった言葉を連想させました。チェンジする前に昔のものを破滅させ、新しい道を作らなければならない。そのためには、昔の生活を破滅させる必要がある。私の勝手な想像ですがね。

大庭葉蔵

3週間3日前 ('20年10月30日 16:58)

杉菜まゆかさん

深いとの評価ありがとうございます。
チェンジという言葉、ぴったりかもしれません。
深く読み込んでいただき、感謝です。

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