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作: 月(つき)
「ああ。」首を縦に振り同意を促す
君の未だ幼き旋毛の頭頂部越しにある
景色とはおざなりなもので
恋とは遠からずに距離は容易い
手の届く範囲だったろうか
それとも下らないことだから
そのうちに忘れてしまおう
拙い間柄だったことからは離れて
大人になってしまおう
数限りない余多のことを挙げ連ねては
暇(いとま)のない毎日毎日だった。
初めての恋だったことなどを
細かなことまで記憶していたのだけれども
忘れるまでにそう時間は掛からず
だからこそ、だからこそ。と
積み木のように重ねてきたのか。それとも
別のことに満ちていたから
埋もれていたとでもいうのか
不意に察知してしまう
瞬間の終わりは容易く訪れることを
私は大人になっていたことに気付いた
既存の範囲内に忘れられた自己を探していた
景色とはおざなりなもので
細かなことまで記憶していたものだったけれども。
※この詩(ポエム)"それなり"の著作権は月(つき)さんに属します。
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作者
月(つき) さんのコメント
思い出に寄り添う記憶の。