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詩(ポエム)

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go

作: 寿

心配しなくていいよ

行ってください 振り返らないで

もうすぐ僕も
ひとりで歩けるようになるはず



ズボンの裾を踏みつけるように

優しいひとの大切な時間を
僕はずいぶんと握りつぶしていたんだねぇ


「愛」なんていう 自然なくらい不自然な言葉

まるで旗のように振りかざして


本当にごめんね。

僕は何でこんなにばかなんだろうねぇ


ああ、ばかなんて言葉 
君は嫌いだったから

また君に怒られてしまうねぇ


もうすぐ僕もひとりで歩けるようになるよ


だからね、

行ってください

あなたの本当に行きたかった場所


さよならもね、わがままな僕は言えないから


手をふるからね

優しい優しい 君の背中に

※この詩(ポエム)"go"の著作権は寿さんに属します。

作者 寿 さんのコメント

何度も何度も
あなたの背中に翼を見ました


でも

わたしの手の中に残る羽根は

あなたがすり減らした時間だった


あがなうことはできないから
せめてもの償いを

歩き出すあなたの背中に

今 手を振ります

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この詩(ポエム)へのコメント (2件)

海辺の羊男

'07年4月23日 13:03

この詩(ポエム)を評価しました:素敵

想いの強さ

「僕」の「君」を想う温かな気持ちが
じんわりと伝わってきて、
別れの詩なのに、優しい気持ちになれました。

きっとこんな風に見送るというのは
なかなかできないことでしょうね。
それだけに、想いの強さが伝わりました。

寿

'07年4月24日 11:32

ありがとうございます

さりえりさん、海辺の羊男さん、ありがとうございます。

手を振るのがこんなに勇気がいることなんて、今になってしか気づけませんでした。

当たり前に側にあるものなんて、本当はないのかもしれません。


なんて傲慢だったのだろうと思います。

だから「愛」という言葉は苦手です。


せめて心配されないように、手を振ろうと思います。


でも、さりえりさんや海辺の羊男さんに穏やかな別れを感じ取ってもらえてとても嬉しいです。


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