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NIGHTMARE

作: 佐伯夢村

頭から、躯から、心の奥底から
体液が叫びと共に絞り出される
ドロドロの思考の中、歪んだ視界に光が道を示す
そこにあるのは底の見えない谷にかかる一本の道
道の先は見えない
その足下しか見えない
振り返った先には道すら見えない
進むしかない道

夢の先に何があるのか?
目覚めた時、ヒビだらけの心が痛む
目覚めぬ夢路と何が違うのか?
地獄という物は”生きている”現実にしか存在しない
どちらの夢が幸せなのか?
分かれ道、どちらも選べず何かに縋ろうとする
それが”悪魔”であったとしても

時間は氷の様な表情を浮かべながら歩いていく
止まると言うことを知らない
祈ろうとも、願おうとも、哀れみを請うとしても
その顔を変えることなく、淡々と進んでいく
彼の通った道は過去という地図に描かれるだけで
歩いてきた道はすべて消えていく

私も選ばなければならない
今居る所も、いずれ時間が過ぎ去っていく
祈ろうとも、願おうとも、哀れみを請うとしても
その顔を変えることなく、淡々と進んでいく
そして、彼の通った跡はすべて消えていく
消え去った地図の上に立つことは出来ない
谷の底に堕ち、消えていくだけ

それでも私は怯え、まだ道を選べない
目覚める事も、目覚めぬ事も
目覚めても悪夢は続く
夢の中の悪魔が囁き続ける
答えを先送りしながら、今日も薬を飲んで眠る

いつか答えを見つけるまで
いつか時間が私を追い越していくまで

※この詩(ポエム)"NIGHTMARE"の著作権は佐伯夢村さんに属します。

作者 佐伯夢村 さんのコメント

苦悩

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