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詩(ポエム)

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アンティークドール

作: 佐伯夢村

「そのガラスの瞳は、一体何を見つめているの?」
きっと流れる人並みを眺め続けているのでしょう
楽しいなんて思わない、だけど悲しいとも思わない
だからここで眺めて続けているのでしょう

ショーケースの外は悲しみの世界
人と人が争わない日なんて無いから
「外に出て自由がほしいとは思わない?」
きっと思いはしないでしょう
「操られるままにしか動けない事が、
 自由にあこがれる理由になるのかな?
 望んで今の立場にいる人も居るんじゃないかな?」
少し埃のかかった君は表情を変えず、とがった唇で微笑んだ
「ずっとここに居るだけで、君は満足なのかい?」
きっと外の世界に居るよりは自由なのでしょう



「そのガラスの瞳は、一体何を見つめているの?」
私に見えるのは、その目に映る悲しく虚ろな自分の姿だけ

※この詩(ポエム)"アンティークドール"の著作権は佐伯夢村さんに属します。

作者 佐伯夢村 さんのコメント

それぞれが、それぞれに持つ世界

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