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詩(ポエム)

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「少年期」

作: 半島@ひらきなおる

「少年期」

僕らは煙った
六月に立つ杜若の青い蕾に
そう
あの頃僕らはコンクリート製の非常階段に登って
青空に口笛ばかり吹いていた
廊下に曇るワックスを踏み
ゲームのCDを交換したり
教科書をちょっとだけ破ったりした
教室の空気に
埃がきらきらと輝いた
あの埃のように
きらきらと
落ちながら日々を過ごしていた
黒板に背を向けて
どこまでもどこまでも走れる気がした
自販機のパンをかじり
親の金を盗むことばかり考えて
自転車をこいだ
途中
牛丼を食べること
僕らの青春だった

※この詩(ポエム)"「少年期」"の著作権は半島@ひらきなおるさんに属します。

作者 半島@ひらきなおる さんのコメント

なんというか中2の時のことを思い出して書きました。本当に馬鹿でしたあの頃は。

10/07/11.
藤原さんがコラボ作品として起用してくださいました!
タイトルは「砂浜と船」! 最高にクールです。

http://lightnovels.minna-no.jp/lightnovels/view/1560

ヤッタネ!

この詩(ポエム)の評価
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素敵 1
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この詩(ポエム)へのコメント (2件)

__

'10年7月11日 12:45

この詩(ポエム)を評価しました:素敵

こんにちは。
勝手ながら(無断ではありませんが)、この素敵な詩をコラボ作品の題材として使わせていただきました。

私が好きなのは「きらきらと/落ちながら日々を過ごしていた」の箇所です。
輝かしい日々を無駄に過ごしている青春時代を見事に言い表した表現。
でも、こんなことを思うようになった私は年を取ってしまったんですね……。

半島@ひらきなおる

'10年7月11日 23:31

藤原さんへ

素敵な小説ありがとうございます! 最高です!
「きらきらと/落ちながら日々を過ごしていた」は穂村弘の歌集「シンジケート」のあとがき

 「そしてホチキスの針の最初のひとつのように、自由に、無意味に、震えながら、光りながら、ゴミみたいに、飛ぶのよ。」

を目指した表現でした。ええ、届きませんでしたが。

あと、わかりやすさを表に出した作品です。牛丼は僕らのシンボルでした。案外わからないかもしれない。。。牛丼をそれだけ僕たちは愛していました。

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