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作:
ちと
拝啓 きみへ
遠い街にぼくは居ます
ここでは全てが優しくて
たまに声を上げて泣きたくなります
きみと過ごしたあの場所は
ぼくに多くの傷を残したけれど
優しさと引き換えに失くしたきみとの日々を
ぼくの心はなかなか忘れてくれません
空を見上げては星を数えても
きみが同じ空を見ているのか
ぼくに知る術はなく
風を感じては愛を歌っても
きみにこの歌が聴こえているのか
ぼくに知る術はなく
ここへ来ることを選んだのはぼくですが
きみとの距離をしらなかったのもまた、ぼくだったのです
さいごに。
たとえ君が同じ空を見て、ぼくの歌に微笑んだとしても
この手紙はきみに届かないでしょう
瞬きと歌は距離を越えても
この白く薄い紙は決して時を越えはしないから
※この詩(ポエム)"「拝啓」"の著作権はちとさんに属します。
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※ここでは2012年2月6日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作者
ちと さんのコメント
遥かな未来にいるきみへ
届かない手紙を書きました