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作:
ウィティ
ここにはなにもない
いつもそう言いたげなのね あなたは
手に持った壊れたお面が 震えているね
笑顔のお面
怒ったお面
猫のお面
猿のお面
おばさんのお面
おじさんのお面
ふらふらしながら舞台に立って
声の限りに叫ぶあなたは
もう その下にあるあなたの本当の顔が
みんなに見えていることを
何も知らないふりだけなのね
聞いていいかな
あなたの言う ここって どこのことを言うのかな
インターネットの仮想世界かな
日本のことかな
地球のことかな
それとも 宇宙全体のことかな
あなたの言う なにか って何のことかな
人も動物も空気も石ころも
木々も花々も太陽も月も星も
光も闇も ちゃんとあるじゃない
命も死も ちゃんとあるじゃない
私たちは ある の中に
ちゃんといるんだよ
たとえいつか ない の中に
帰っていかなければならないとしても
少なくとも今は私たちは ある の中で
こうして息をしている
好きならさ お面 いっぱい持ってていいんだよ
だけどそれを あなたの絶望の理由にしないでほしいんだ
何かあるからこの世の中
何かあるからこの私たち
たぶんね すべては 私たちが思ったより厳しいけど
私たちが思ったより 優しいんだよ
※この詩(ポエム)"ある の すべて"の著作権はウィティさんに属します。
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なんといったら良いのか分かりません。
しかし、この詩は深いと思いました。
なぜなら、きっと私も“ペルソナ”的人間だからでしょう。
ウィティ様の作品を読んでハッとさせられました。
ありがとうございました。
心理学的には、人は普通に複数のペルソナを持っていて、
それらを無意識に使い分けているものだそうです。
親の前、友達の前、ご近所、学校や職場等で、
その時その時・その場その場で違うそうですが、
本人そのものが変わるものではないですよね。
私も、誰が幾つのペルソナを持っていて、それらをどう使うかは、
本人の自由だとは思います。
使い方を間違えなければ、の話ですが。
お返事遅くなりました、こんばんはウィティです。
>>辰希さん
そうだったんですか・・・!驚
みんjpでは一人のユーザーが複数のアカウントを取得するのは基本的に禁止なので、恐らく辰希さんは別のサイトでかなりご活躍と見ました・・・が、人間関係もより複雑になってしまってご苦労も多いのでしょうね。少し、心配です。
私はこの詩では、自分で自分の首を絞めて焦っている人を描いてみました。まあ、その方々はここを見てもいないと思いますので、逆に本音を書いてしまえたかなって思うんですが。
>>香衣さん
ペルソナは、用心深い人ほど、また、人に対して警戒心の強い人ほどたくさん持つ傾向にあるようです。彼らは、自分の柔らかくて優しい本心を誰かに傷つけられた過去でもあるのでしょうか、全体にとても気が利いて優しい印象があるのですが、それが本当の彼または彼女だと思い込んで誰かが気に入ったり好きになったりすると、当人は怖がったり警戒したり、さもなくば軽蔑したりするみたいです。
それに自覚のある方はいいんですけど、上の詩で書いた方はご自分の考えにあんまり気がついてなさそうなので、別の意味でかなり心配ですね。まあ、ここのサイトの方ではないんですけど。
※ここでは2012年2月6日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作者
ウィティ さんのコメント
いろんなサイトをめぐってきて知ったことですが、ペルソナ研究家みたいな人が時々います。
たくさんの人格でもって人々に接しているのですが、結構、見ているみんなはそれを見抜いているという。それでもそういう人々はペルソナ発表をやめません。多分根っからそういうお芝居が好きなんだと思います。
彼らにはいろんなタイプがいますが、ただ共通するのはどこかすべてを諦め切った、見えるものすべてに対しての冷たい軽蔑の視線です。微笑みをたたえた口では善や愛をたくさん言う人もいますが、視線はいつもそんな感じですね。
彼らの心に何があるのかは私は分かりませんし、非力な自分が彼らを助けようと、また助けられるともまったく思いませんが、今、彼らが手につかめるもの、目で見えて耳で聞こえて肌で感じられるもののすべてこそを大事にしてほしいものだなあと、少し暑さの引いた夏の夜に、こんなところでこっそりと思うことなのです。
(彼らは多分、ここは見てはいないと思いますが。)