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作:
佐伯夢村
悪魔と契約した魔女は、悪魔の力を得ると言う
悪魔の力を行使して、自らの悦楽を遂げると言う
自らを守る為には、魔女を刈り取らなければならない
ある少年が川に突き落とされた
ある少女は親から殴られ追い立てられる
彼らが魔女だと、誰かにそう言われた
それだけが理由
医者や牧師や教師、知識と権威を持つ者達が言ったから
それだけが理由
金の輝きに目の眩んだ者達が、我先にと声を上げる
「奴らは魔女」だと
行き場のない魔女達は彷徨い歩く
その先にあるのは、悪魔の住処
ある少年はバラバラに売られ、多くの人間の部品となった
ある少女は金持ちに売られ、生きてるだけの人形と化す
ある少年には武器が渡され、理由もなく殺し合わされ
ある少女には火薬が渡され、文字通り爆弾そのものにされた
悪魔は笑う
魔女と言われた者達と契約などはしていない
それでも悪魔は笑い続ける
契約などしなくても、勝手に享楽が舞い込んでくる
自分の欲望しか見えない者達が、せっせと悪魔に貢ぎ物を捧げる
自分の享楽と引き替えに、新たな生け贄を捧げ続ける
魔女とは、誰の事なのだろう?
※この詩(ポエム)"ビョールティナ"の著作権は佐伯夢村さんに属します。
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作者
佐伯夢村 さんのコメント
事実が故に笑えない