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詩(ポエム)

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作: 桃象

真夜中 蝉が鳴く
その生に耳を傾け
間違いに気付く
お前もきっと
生まれてきた意味を知らないだろう

いつもの 静寂が包む
意味の無い車の音と
微妙なお前との距離
遠過ぎず 近過ぎず
お互いを知るには
適当だと頷く代わりに

真夜中 蝉が鳴く

これで最期だと言う
そうかと応える
生まれ変わると言う
無理だと応える
また会いに来ると言う

待っていろと言う

約束は出来ないと応える


仰向けに落ちた奴に
唾を吐いてやった
外れたのではない
外してやったのだ
自分らしからぬ自分も一緒に
吐き捨てただけさ

蝉が鳴いていた

ただ それだけさ

※この詩(ポエム)"蝉"の著作権は桃象さんに属します。

作者 桃象 さんのコメント

少し、今までと変えてみました。
ほんの一時の出来事に、何か意味を見出せたら、という考えの下でもあります。

この詩(ポエム)の評価
評価項目評価数
深い 2
切ない 1
合計 3
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この詩(ポエム)へのコメント (5件)

'06年7月29日 14:56

この詩(ポエム)を評価しました:切ない

切ない詩ですね…。
でも、どこか温かくて、素敵な詩でした。
私、特に最後の

>蝉が鳴いていた

ただ それだけさ

の部分が好きです。
頑張って生きてきた蝉を間近で見てきたからこそ、
「ただ それだけさ」といえるのだなぁ、と感じました。

Acaliさん、これからも頑張ってください。

桃象

'06年8月5日 09:40

こんにちは。お返事です。

李様。こんにちは。
詩って、読んで頂く方次第ですから、多くは語りませんが
命は儚くて、それを見詰めたとき、普段と何か違う。
それに戸惑いを覚えるような感じでしょうか。
ただ それだけさ
それに、余韻を与えられたら、、と思っておりました。
御感想、有難う御座いました。

adyu

'06年11月10日 17:16

この詩(ポエム)を評価しました:深い

蝉は鳴くときに腰を振るわせる

メタファーを上手く伝えられる人は尊敬します。

まろに。

'06年11月10日 22:41

この詩(ポエム)を評価しました:深い

受けて、答えて

死に際に叫ぶ蝉と受け答えてる彼ののじりじりと、迫ってくる緊張感みたいなものを、すごく感じます。
良い意味でちょっと怖いと思いました。
読んでて、生きると死ぬの間にはそういう境界線がいくつも引かれてるんだろうなぁと感じました。

桃象

'06年11月17日 22:59

こんばんは、お返事です。

adyu様。こんばんは。
メタファーですか。これは、メタファーと言えるのか、
私には解らないんですが・・・・
比喩(直喩・暗喩)もまた、詩の表現技法の上で、
会得したいですね、出来るなら。。。
こんな、季節外れの詩にコメント、有難う御座いました。


まろに。様。こんばんは。
素敵な感想です!!
じりじりと迫ってくる。当に、的確なお言葉だと思います。
良かったです。
御感想、有難う御座いました。

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