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作:
スネカズラ
奪い合うほどの強い力を持てずに
心臓の蚤が飲む血液は自分のもの
手を伸ばせば届く世界も
見た目より遠くにあることを知ってからは
手を伸ばすことすら忘れてしまった
重たいよ。見せかけの感情が
脳みそから零れ落ちては
歩いた道を隠していくから
やめられない人間関係の中で
引き返す道はどこにも見当たらない
向こうから吹き付ける風が
僕が纏って生きると諦めた弱さを
吹き飛ばそうとする北風に抗う方法を
南に背を向けて立ち尽くして考えても
弱音に逃げ場所はないから
この胸にいつまでも住んでいる
理由を僕は知りかけて、やめた
殴りつける弱さじゃない僕は
破り捨てる強い力が欲しい
蚤の心臓が駆け回る電撃を生み出して
僕は生きて生きて生きて生きて生きる
まるで立ち尽くしたような形骸を
残らず食い尽くす蚤を心臓に飼っている
僕は前に進む。
短い人生で何を望めるか
長い足跡を残せる人間の
余裕の一言を殴りつける弱さなら
僕は誓いを破り捨ててどこへだっていこう
蚤の心臓だろうと人の心臓だろうと
望めることに大きな違いはない
吹き上がる温度がこの弱音の温床でも
北に向かう僕の体を、その風を貫き通す命を
くれる心臓のリズムに乗って
踏み出した一歩に届かない世界はないと信じてる
※この詩(ポエム)"蚤(ノミ)と心臓"の著作権はスネカズラさんに属します。
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>踏み出した一歩に届かない世界はないと信じてる
この一文が奈落に射し込む一筋の光ですね。
弱音を吐いたら腐る。
ナマモノ同然の人間関係を、持ち続けなければ生きていけない。
芥子壺(けしつぼ) さん!
こんばんは、
けしつぼさんの、締めのコメントが
ぐっさりとこの文章もろともおれを貫きましたよw
とっても、深くて、これ書いたおれに必要な言葉でした。。。
ありがとうございます・・。
「蚤の心臓が駆け回る電撃を生み出して僕は生きて生きて生きて生きて生きる」
「蚤の心臓だろうと人の心臓だろうと望めることに大きな違いはない」
「踏み出した一歩に届かない世界はないと信じてる」
このあたりの表現が”熱くて”素敵です!
>ちょっと心沈んでたので
人間関係にて何かあったのでしょうか??
私自身も詩を書くときは人間関係において疑問を感じたときとか、対立にぶち当たった時なので。でも、そういうときこそ良い詩が生まれるので、そういう風に考えれば人間関係を通して自分のマイナスの感情を冷静に見つめなければならないときがきてもどっしり構えていられるかもしれませんね。
yully さん!
>そういうときこそ良い詩が生まれるので
少し悩んでいるのは、それがなければおれは何も書けないのか。ということでした.
わりとずっと、自分の汚いものばかりが題材になっているので、悪く言えば、愚痴ばかりです。ちょっと表現を変えて、「作品」だなんてそこには何のメッセージも思想もなくて、空っぽなのに・・・。張りぼてな文章です。
だから、最近は自分にテーマを与えて、文章を自分から自分が受け取る形ではなく、自分で題材をもとに作る。ことを試してます。今は、動物ことわざです。。
馴れてきてしまって、心が沈んだ時も、
そっちになるべく持ってかれないように
言葉を探して、浮上を試みていたりします。
だから、
>人間関係を通して自分のマイナスの感情を冷静に見つめなければならないときがきてもどっしり構えていられるかもしれませんね
この感覚、結構わかる気がします。
結構多いかもしれないですね。ほかの方ももしかしたら。。。
コメントありがとうございました!
スネカズラさんへ…
>わりとずっと、自分の汚いものばかりが題材になっているので
自分の中に愚痴・悲しみ・怒りの感情があることをあえて公言できるということは、自分の中にあたかもマイナスの感情が無いように「建前」でごまかそうという意図もなく、自分の中にあるマイナスの感情をじっと見据えるだけの強さがあるともいえるのだと思います。
>>ちょっと表現を変えて、「作品」だなんてそこには何のメッセージも思想もなくて、空っぽなのに・・・。張りぼてな文章です。
そういうマイナスの感情、すなわち人が思わず目を背けたくなる側面にこそ人間の本質があると思いますので、手の込んだ思想やメッセージを込めなくても読み手の共感を呼ぶのには充分だと思います^^
※ここでは2012年5月23日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作者
スネカズラ さんのコメント
なんとか、書けた。。。だろうか。