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作:
スネカズラ
宇宙に行きたい猫がいた
鼠はいまだに猫を恐れていたが
逃げ込んだ壁越しに猫の話を聞くこともあった
時折壁にあいた小さな穴から
猫の手が伸びるのを警戒しながら
猫には行きたい星があった
幼い兄弟たちの住む小さな星だ
その星はこがね色に輝き
毎夜、小さく震えて
その場所を猫に教えているという
狩猟ごっこに疲れて
猫は冷たい壁に背を重ねて目を閉じる
穴に突っ込んだ尾に
鼠がじゃれている
地上を吹き抜ける風が
世界中の孤独をさらってくれるようだった
たくさんの星の中で小さく、
でも確かに光っている星を見上げる・・
ふと鼠の感触がなくなり
急に不安になった猫は
穴に手を伸ばす
すると、冷やりとした感触
誤って仕留めてしまったのか
猫が焦って引きずり出した物体は
だがしかし、鼠の死骸ではなかった
こんなものを見つけたよ。
鼠の甲高い声は小さな穴をやすやすと抜ける
猫は首にこがね色の鈴をつけて手でひっかいてみる
遠く、遠くで、小さな星がその震えに応えた
※この詩(ポエム)"ねこのくびにすず"の著作権はスネカズラさんに属します。
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読みながら そして読み終えて「独創的」と思いました。
物語のに様で、その物語の展開が 非常に面白かったです!!!
「宇宙に行きたい猫がいた
鼠はいまだに猫を恐れていたが
逃げ込んだ壁越しに猫の話を聞くこともあった
時折壁にあいた小さな穴から
猫の手が伸びるのを警戒しながら」この最初の連から もう惹かれました!!!
そして中盤 最後まで、本当に 面白かったです!!!
bbman さん!
こんにちは。
猫と鼠の物語は、いろんなところで良く見ますね。それほどわかりやすく、印象的で、象徴的。なのかなぁ・・。
コメントありがとうございました!
猫と鼠の物語はなじみのあるイソップ童話なのだけれど、この詩の中では「嫌われ者」的な猫の孤独が強調されている点で哲学的な哀愁を帯びていると感じました。
幼い兄弟の住む小さな星=「この世に生まれ出る前の世界?」
こじつけ的な解釈になってしまうかもしれませんが、独創的なだけにかなり気になる表現です^^
スネカズラさんの詩には「夢」をモチーフとしたものが多いですよね。
yullyさん!
こんにちは。
yullyさんは、とても語彙力がありますね。
おれは解釈は、読んだ方にお任せするスタイルをとっていますよ~。
おれは、まだまだ書き物が良くわからなくて、ある意味丸投げですw
だから、ぼかしたような表現が多いですが
こうして、読んだ方によっていろんな解釈をしてもらえることはとっても楽しいですw。
ジャンルが「夢」ばかりなのは、投稿する文章に対して、
読む人に意味を強制したくないことと、
あとは、自分が書いてるものが、中身のない、空論だなぁ、と感じているからなのですw
コメントありがとうございました!
※ここでは2012年5月23日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作者
スネカズラ さんのコメント
「猫の首に鈴」・・・とてもいいアイデアだけど、実行することが困難なたとえ。たいてい。
イソップ寓話が由来らしいです。その話を知っているのと知らないのとでは、読んだかんじが変わるかなぁ・・?興味がある方は、ぜひw